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LCDドライバIC、コスト増で値上げか


ニュース 電子 作成日:2010年5月7日_記事番号:T00022606

LCDドライバIC、コスト増で値上げか

 
 液晶ディスプレイ(LCD)ドライバIC設計、聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)と奇景光電(ハイマックス・テクノロジーズ)が、パッケージング・テスティング(封止・検査)コスト上昇や中国での液晶テレビ需要増を受け、相次いで値上げを実施したもようだ。値上げ幅は6~12%とみられる。7日付工商時報が報じた。

 封止・検査業界は第2四半期に入り、金バンププロセスなどで1割以上とみられる値上げが実施された。また、頎邦科技(チップボンド・テクノロジー)と飛信半導体(IST、インターナショナル・セミコンダクター・テクノロジー)が4月1日付で合併し、封止・検査価格の主導権を強めたことも影響しているようだ。

 ノバテックの4月売上高は前月比3.9%増、前年同月比50%増の32億6,400万台湾元(約93億円)で2007年第3四半期の過去最高水準まで回復した。5、6月には過去最高を更新する可能性がある。