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サンディスクのQ2出荷量倍増、SPILなどに恩恵


ニュース 電子 作成日:2010年5月7日_記事番号:T00022607

サンディスクのQ2出荷量倍増、SPILなどに恩恵

 
 7日付工商時報によると、米メモリーカード最大手サンディスクの第2四半期出荷量は前期比で2倍以上となり、同社向けにウエハー・コントロールICテストを行う欣銓科技(アーデンテック)、NAND型フラッシュメモリーの受託製造とメモリーカードのパッケージング・テスティング(封止・検査)を行う矽品精密工業(SPIL)、およびIC基板を供給する景碩科技(キンサス・インターコネクト・テクノロジー)などに恩恵が見込めるもようだ。

 NAND型フラッシュメモリーは第1四半期がオフシーズンで、サンディスクは台湾協力メーカーへの発注を削減して在庫調整を進めていたが、中国での春節(旧正月)時期の需要が強かったため3カ月で在庫消化が進んだ。携帯電話端末メーカーが在庫補充を行う第2四半期に入ってからは、サンディスクは再び発注を拡大している。

 サンディスクは封止・検査の7割以上を外部委託しているほか、ワンタイム・プログラマブル(OTP)メモリーチップを台湾積体電路製造(TSMC)に、コントロールチップを聯華電子(UMC)に発注している。