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作成日：2010年5月7日_記事番号：T00022608
メディアテック、ブランド携帯と連携強化
ＩＣ設計最大手の聯発科技（メディアテック）は６日、中国の携帯電話メーカー12社と共同で、悪質なメーカーが携帯電話端末に悪意的に有料ソフトウエアを組み込む行為を取り締まる中国政府の姿勢に支持を表明した。７日付経済日報が伝えた。
同社はこれまで大手メーカーのコピー商品が多いノーブランド携帯（通称・山寨機）のメーカーと関係が深かったが、これを機にブランド携帯を生産する大手メーカーとの関係を強化する狙いとみられる。
同社と共同で支持表明したのは、携帯電話端末メーカーの聯想（レノボ）、天宇朗通、海爾（ハイアール）、金立、康佳（コンカ）、ＴＣＬ、寧波波導（バード）と独立系設計会社５社。メディアテックは提携先企業に違反行為があれば、取引を制限するなどの制裁措置を取る。メディアテックは大手メーカーとの提携強化で、ノキア、サムスン電子など大手メーカーからの受注を目指したい構えだ。
