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台南市長選の民進党候補、頼清徳氏に決定


ニュース 政治 作成日:2010年5月10日_記事番号:T00022615

台南市長選の民進党候補、頼清徳氏に決定

 
 台南県との合併を通じた直轄市昇格に伴い今年11月に行われる台南市長選挙で、野党民進党の公認候補が7日、同市選出の立法委員、頼清徳氏(50)に決定した。予備選挙に当たる世論調査で44.28%の支持率を獲得し、許添財・現台南市長(32.6%)、蘇煥智・現台南県長(18.98%)の現職2人に大差を付けた。8日付聯合報などが報じた。
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現職2人を退けての公認獲得は、有権者が刷新を求めたためと分析されている。頼氏は予備選を戦った他の4候補に対し協力を求めた(7日=中央社)
 
 頼氏は台北県万里郷出身。台湾大学医学部、成功大学医学部卒業の医師で、1994年の台湾省長選挙で民進党公認候補の陳定南氏(06年死去)の医療チームに加わったことがきっかけで政界入りした。98年に立法委員に初当選し、現在4期目を務める。

 台南市長選で国民党陣営は元立法委員で台南県党部主任委員の李全教氏、元立法委員の郭添財氏に立候補の呼び声が高いが、聯合報によると、両氏とも現段階では頼清徳氏に支持率で40ポイント以上の大差を付けられている。