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フランフランの化粧品、流通期限の改ざん発覚


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年5月10日_記事番号:T00022623

フランフランの化粧品、流通期限の改ざん発覚

 
 日系の家具・雑貨通販ブランド「フランフラン(Francfranc)」の台湾代理店、高林実業(コリンズ・グループ)が、流通期限が切れた同ブランドの化粧品のラベルを改ざんし、期限切れの商品を販売していた事実が、退職した従業員の告発で明らかになった。10日付蘋果日報が伝えた。

 問題の代理店は、店員に対し、流通期限(3年間)の切れた商品の中国語ラベルをはがし、製造時期を前年と記した虚偽表示のラベルを張り付けるように指示していた。販売されていた商品は、実際には流通期限を1~2年経過していた可能性があるという。

 行政院衛生署食品薬物管理局によると、製造時期の改ざんは化粧品衛生管理条例に違反する行為で、10万台湾元(約30万円)以下の罰金が科されるほか、商品の販売中止、回収が求められる。同局は地方の衛生当局に対し、全面的な調査を指示した。

 高林実業は、台北市の微風広場(ブリーズセンター)、太平洋そごう復興店、天母店、高雄大立百貨に販売店を設け、生活雑貨や化粧品類などを販売していた。