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作成日：2010年5月10日_記事番号：T00022633
ＡＵＯの４月売上高、前月比1.2％増
液晶パネル大手の友達光電（ＡＵＯ）が７日発表した４月の連結売上高は、前月比1.2％増、前年同月比68.9％増の411億5,400万元（約1,200億円）となった。出荷枚数は、大型パネルが前月比1.1％減の966万枚、中小型パネルが同1.3％減の2,110万枚だった。８日付経済日報などが報じた。
第２四半期の見通しについてＡＵＯは、中国液晶テレビメーカーからの受注が増加しており、月ごとに売上高が成長、大型パネル出荷枚数も前期比10％増となると予測している。特に６月は、ハイシーズンの第３四半期に備えてテレビメーカーがパネル在庫を積み増しするため、好業績が見込まれる。
また、瀚宇彩晶（ハンスター）も、連結売上高は前月比9.68％増、前年同月比36％増の58億1,100万元となり、好調を維持した。中小型液晶パネルへの特化を進めていることが成長の要因だ。
なお中華映管（ＣＰＴ）の連結売上高は、前月比6.8％減、前年同期比91.2％増の77億300万元で、前月比マイナス成長となった。パネル価格の下落を受け、出荷量を抑制したためと同社は説明している。
