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高雄港、アモイ港と協力意向書を締結


ニュース 運輸 作成日:2010年5月11日_記事番号:T00022642

高雄港、アモイ港と協力意向書を締結

 
 高雄港務局は10日、中国・アモイ港口管理局およびアモイ海滄保税港区管理委員会と、高雄・アモイ両港の協力意向書を締結した。11日付工商時報が伝えた。
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「中遠之星」高雄港就航式典に参加した黄小晶・福建省長(左)と葉匡時・交通部政務次長(右)。劉賜貴・アモイ市長は「両港の協力強化を通じ、ともに成長したい」と抱負を述べた(10日=中央社)

 蕭丁訓・高雄港務局長によると、中台海運直航が実現してから、高雄港と福建省の港湾は往来が活発化し、同局が管轄する金門島経由の「小三通」利用者は昨年、前年比32%増の延べ128万人に上った。また、高雄港の昨年の貨物取扱量97万5,000TEU(20フィートコンテナ換算)のうち、福建省の港湾との往来によるものは半数近くの47万3,000TEUを占めた。

 また、アモイ~基隆・台中を結ぶ中台間初の直航定期貨客船「中遠之星(コスコ・スター)」が10日、初めて高雄港に寄港した。黄小晶・福建省長は、「高雄港への寄港がようやくかなった」と語り、同船舶のアモイ~高雄の運航を定期便化したいと期待を示した。