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観光ホテル業の4月売上高、金融危機前の水準を回復


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年5月11日_記事番号:T00022648

観光ホテル業の4月売上高、金融危機前の水準を回復

 
 大型観光ホテルを運営する晶華国際酒店(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ)、国賓大飯店(アンバサダー・ホテル)、六福開発の3社は、景気回復に伴う台湾旅行者の急増に加え、台湾人の外食や宴会の頻度上昇から、3月に続き4月も売上好調を維持した。4月売上高は前年同月のみならず、金融危機発生前の2008年同月水準を上回るまでに回復した。11日付工商時報が報じた。

 晶華国際の4月売上高は2億9,196万台湾元(約8億6,000万円)で、新年会シーズンだった前月比では900万元のマイナスとなったものの、前年同月比では31.2%増、08年同月比でも30.6%増となった。

 六福開発の同月売上高は1億8,600万元で、前月比500万元増、前年同月比17%増、08年同月比2%増だった。国賓は2億800万元で前年同月比18%増、08年同月比800万元減となった。

 4月の客室稼働率は、台北晶華酒店(グランド・フォルモサ・リージェント・タイペイ)が80.17%、六福皇宮飯店(ザ・ウェスティン・タイペイ)が80%。一部フロアで改装工事を行った台北国賓大飯店(台北アンバサダー・ホテル)も70%を超えた。