７月の域内携帯電話市場では、宏達国際電子（ＨＴＣ）がスマートフォン「ＨＴＣ Ｔｏｕｃｈ」（通称・阿福機）の人気により、市場シェアが台数ベースで1.2％と国産携帯電話で２位、売上ベースでは4.1％で首位となった。
その他の台湾メーカーでは、英華達（インベンテック・アプライアンシズ）は販売台数、売上高ともにシェアわずか0.3%～0.4%と低迷し、華碩電脳（ＡＳＵＳ）はスマートフォンから撤退してハイクラスの携帯情報端末（ＰＤＡ）を主軸としているため、売上高シェア1.3%、台湾メーカーで８位だったが、販売台数シェアはわずか0.6％で13位に低迷した。
販売業者によると、７月の携帯電話市場の販売動向は前月比でわずかに伸びているが、業界全体としては下降傾向にあるという。８月以降も台風や集中豪雨、さらに株価下落などが市場に影響を及ぼしているという。23日付経済日報が報じた。
