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通信大手3社、モバイルネットユーザー拡大に注力【図】


ニュース 電子 作成日:2010年5月12日_記事番号:T00022688

通信大手3社、モバイルネットユーザー拡大に注力【図】

 
 通信大手3社が、ユーザー1件当たりの月間収入(ARPU)が高いモバイルインターネットの利用者拡大に注力している。中華電信が11日、年内のユーザー目標を60万件から70万~80万件に上方修正したほか、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)も同日、今年調達する携帯電話端末130万~150万台のうち、スマートフォンの割合を当初計画の20%から30%へ引き上げた。3月に発売したアップル「iPhone」の販売が好調の台湾大哥大(タイワン・モバイル)も、上半期の業績次第では7月にスマートフォン調達台数拡大を検討する。12日付工商時報が伝えた。
 
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 中華電信のモバイルインターネットユーザーは現在52万件で、このところ成長が著しい。同社は今後、同サービスの拡大を携帯事業の中心とする構えで、付加価値サービスの年間売上目標を101億台湾元(約300億円)に引き上げた。

 遠伝と台湾大哥大は、スマートフォン販売奨励金の負担が短期的に利益を圧迫しているが、ARPUが現在の700~800元から近く1,500元前後に上昇し、今後2~3年の利益に貢献すると予想している。