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光電製品用PCB、5〜10%値上げか


ニュース 電子 作成日:2010年5月12日_記事番号:T00022690

光電製品用PCB、5〜10%値上げか

 
 12日付電子時報によると、光電製品用プリント基板(PCB)メーカー各社は、第2四半期も需要が減らずフル稼働が続くと見込み、原材料コスト上昇も考慮して今月からオファー価格を5~10%引き上げたもようだ。瀚宇博徳(ハンスターボード)や精成科技(グローバル・ブランズ・マニュファクチャー)によるIT(情報技術)製品用PCBの値上げに続く動きで、光電製品用PCB大手、健鼎科技(トリポッド・テクノロジー)のオファー価格引き上げ幅は5~8%との観測だ。

 光電製品用PCBメーカーは、液晶パネルメーカーからの発注が依然旺盛で、供給不足も現れており、価格引き上げには受注のふるい分けという意味もあるようだ。発注量の少ない顧客には値上げ幅を大きく、大口顧客には値上げ幅を小さくしているとみられる。

 なお、健鼎科技の4月連結売上高は、前月比6%増の34億7,700万台湾元(約100億円)で、2009年12月を上回り過去最高を更新した。志超科技(TPT)の売上高も、同3%増の12億3,800万元で、過去最高だった。