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新奇美、タッチパネルなどに投資か


ニュース 電子 作成日:2010年5月13日_記事番号:T00022721

新奇美、タッチパネルなどに投資か

 
 新・奇美電子(チーメイ・イノルックス)は今後の事業再編で、タッチパネルや強化ガラスへの投資を行うとの観測が強まっている。米アップルのタブレット型パソコン「iPad」や人気携帯電話端末「iPhone」関連の受注を確保するのが狙いとみられる。13日付経済日報が伝えた。

 アップル向けのタッチパネルは現在、宸鴻光電科技(TPKタッチ・ソリューションズ)、勝華科技(ウィンテック)などが供給している。奇美電はタッチパネル事業強化で両社と正面から対立する構図となりそうだ。

 奇美電の段行建執行長(CEO)らはこのほど蘇煥智台南県長を訪ね、「台南県内で新たな投資計画を進めているほか、南部科学工業園区(南科)と樹谷園区(台南県)では今後の需要を見ながら投資を増やしたい」と説明した。消息筋によれば、段執行長が言及した投資計画は、タッチパネルに関するもので、南科管理局は奇美電に十分な用地の供給を行う方針を示しているという。