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AMD「フュージョン」の外部委託、TSMC・SPILが受注か


ニュース 電子 作成日:2010年5月13日_記事番号:T00022726

AMD「フュージョン」の外部委託、TSMC・SPILが受注か

 
 13日付電子時報によると、米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が年内発売に向け開発を進める、中央処理装置(CPU)とグラフィックチップ(GPU)を統合した次世代プロセッサ「Fusion(フュージョン)」について、40/32ナノメートル製造プロセスによるCPU生産委託は台湾積体電路製造(TSMC)と米グローバル・ファウンドリーズが、パッケージング・テスティング(封止・検査)は矽品精密工業(SPIL)が受注するとの観測が出ている。

 AMDは、GPUを中心に生産を外部に委託しており、これまでCPUの委託は非常に少なかった。同社の重点製品であるCPUの生産および封止・検査を外部委託することは、これまでになかった動きといえる。

 「アセットライト(資産の軽減)」戦略を進め、競争力向上を目指すAMDは、今後も生産や封止・検査の外部委託を拡大するとみられ、日月光半導体(ASE)、アムコール・テクノロジー、スタッツ・チップパックなども受注獲得が見込まれる。