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空軍F16戦闘機、民間機とニアミス


ニュース 社会 作成日:2010年5月14日_記事番号:T00022731

空軍F16戦闘機、民間機とニアミス

 
 台湾空軍司令部は13日、嘉義空港を離陸したF16戦闘機が4月11日午後、航空管制に反し、大鵬航空の民間機とニアミスを起こしていたことを明らかにした。両機は一時高度差400フィート(約122メートル)まで接近していたという。交通部民用航空局は国防部に原因究明を求めた。14日付自由時報が伝えた。

 航空管制からの指示で、航空機側が急降下して危険を回避したが、当時民間機側はニアミスに気付いていなかった。

 空軍司令部は、当時両機が最接近した水平距離は3.1キロで、衝突が差し迫った状況ではなかったとしているが、戦闘機の操縦士に過失があったことを認め、飛行安全検討委員会で原因を分析した。操縦士には処分が下されたほか、補充訓練が命じられた。また、空軍全体に今回のニアミスの経緯を周知するとともに、操縦士の訓練強化を指示した。

 一方、民間機は8人乗りの小型機で、翌日の空撮を控え、松山空港から高雄の小港空港に向かい、高度6,000フィートを飛行していた。