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3大科学園区の1〜5月売上高、前年同期比6割増に【図】


ニュース その他分野 作成日:2010年5月14日_記事番号:T00022732

3大科学園区の1〜5月売上高、前年同期比6割増に【図】

 
 行政院国家科学委員会(国科会)は13日、新竹科学工業園区(竹科)、中部科学工業園区(中科)、南部科学工業園区(南科)の3大科学園区に進出する企業の1~5月の合計売上高は、前年同期比60%増の7,861億元(約2兆3,000億円)に達するとの予測を示した。春節(旧正月)明けから受注が回復していることに加え、新興市場の需要安定、流通業者の在庫確保による需要増を要因に挙げた。14日付工商時報が伝えた。
 
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 国科会は近く、2010年の合計売上高予測を1兆9,000億元から2兆元に上方修正する予定で、達成されれば過去最高となる。

 科学園区の企業は、景気回復によって生産ラインの稼働率が上昇、売上高は09年に比べて大幅成長している。ファウンドリー2強の台湾積体電路製造(TSMC)と聯華電子(UMC)も、今年の市場を好感して設備投資を進めている。

 園区内企業の人材需要も高まっている。今年に入って実施された科学園区主催の採用活動には82社が参加、求人数は9,516件に上り、現段階でこのうちの4割で採用が決まっている。