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作成日：2010年5月14日_記事番号：T00022735
永慶房屋、年内３千人を採用
３年以内に中台で1,000店舗を展開、売上高100億台湾元（約292億円）の目標を打ち出している不動産仲介の永慶房屋は、目標達成に向け年内に3,000人を新たに雇用する方針だ。店舗数では今年、既に70店を新規出店し、現時点で中台に627店舗を展開している。今年の目標は670店だが廖本勝総経理は、「上半期の活況が下半期も続けば、年内に台湾の店舗数は700店まで増える可能性もある」と語った。14日付経済日報が伝えた。
一方、５年前に進出した中国市場で同社は、昨年売上高が前年比279％増と大きく成長した。店舗数は年内に現在の49店から60店まで拡大する方針だ。
同社は13日、新企業本部が台北市信義区に完成した。6,000万～7,000万元を投入し、快適なオフィスやコーヒーコーナー、シャワー室や授乳室などを備える。ただ、新本部には依然、傘下事業すべての本部機能を入居させることが難しいため、30億～40億元の資金を準備し、今後も大安区や信義区などで本部に適した物件を検討していく方針だ。
