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イートン子会社株主、資産仮差し押さえ申請


ニュース その他製造 作成日:2010年5月14日_記事番号:T00022739

イートン子会社株主、資産仮差し押さえ申請

 
 太陽電池大手、益通光能科技(イートン・ソーラーテック)の子会社、生耀光電国際控股(グロリア・ソーラー・インターナショナル・ホールディングス、GIH)が金融危機の影響で多額の損失を計上し、米国での上場が遅延したことに関連し、GIH株主の潤泰集団、宏碁集団(エイサー)傘下の投資会社、智碁創投は13日、裁判所にイートンの呉世章董事長の資産仮差し押さえを申請した。近く損害賠償を求める民事訴訟も起こす。14日付経済日報が伝えた。

 消息筋によると、仮差し押さえの規模は、両社がGIHに投資した金額に相当する約900万米ドルだという。

 これについて、イートン側は「呉董事長と潤泰集団との間で民事上の紛争があり、潤泰側が呉董事長の報酬の一部に対する仮差し押さえを申請したのは事実だ。ただ、呉董事長に落ち度はなく、弁護士に対応を依頼した」とコメントした。イートンは2009年12月期にGIH関連の損失を19億台湾元(約55億5,000万円)計上し、赤字決算の原因となった。