ニュース
家電
作成日：2010年5月14日_記事番号：T00022745
ソニーのＬＥＤテレビ、値下げ戦略が奏功
14日付電子時報によると、ソニーは４月、発光ダイオード（ＬＥＤ）をバックライトに採用した液晶テレビで、40インチ機種を３万9,900台湾元（約12万円）へと従来の４万3,900元から引き下げ、家電量販店、燦坤３Ｃの４月会員セール期間中に600～700台を売り上げるなど、同月の液晶テレビ市場が予想よりも低迷する中で好成績を挙げたようだ。大手ブランドによる大幅値下げ戦略が台湾メーカーの追随を促して、今後ＬＥＤテレビの低価格化がさらに進みそうだ。
業界関係者によると、2010年の台湾液晶テレビ市場の規模は前年比10～15％増の120万台へと拡大する見込みだ。入門機種が７割を占めるものの、37インチ以上の大型機種が50％を超え、ＬＥＤテレビが11％（13万台）に達するなど、市場の成長をけん引する見通しだ。
