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通信機器アボコム、済州島でスマートグリッド事業


ニュース 電子 作成日:2010年5月14日_記事番号:T00022747

通信機器アボコム、済州島でスマートグリッド事業

 
 通信機器メーカー、友旺科技(アボコム・システム)は13日、人工知能や通信技術で電力需給を自動的に最適化するスマートグリッド事業で、中国の華立集団と提携し、韓国の済州島で試験運用を開始する方針を明らかにした。14日付工商時報が伝えた。

 韓国政府はスマートグリッド事業に2020年までに240億米ドルの投資を見込んでおり、今年は済州島で試験運用を予定している。事業にはLGエレクトロニクス、現代重工業、SKテレコムなど韓国の主要企業をはじめ168社が参加。アボコムは通信信号も同時伝送する電力線(PLC)や無線伝送モジュールの受注を目指す。今後は韓国企業を通じ、第4四半期にもサンプル提供を行い、来年から出荷を開始したい構えだ。

 このほか、家庭内のAV機器間でハイビジョン映像を無線で送受信する「ワイヤレスHD」関連の事業も好調で、台湾の液晶テレビ大手から大口の受注に成功するなど、今年は20万セットの出荷を見込む。