ニュース
社会
作成日：2007年8月24日_記事番号：T00002275
高志鵬立法委員の秘書、収賄容疑で拘束
南投地検は23日、高志鵬立法委員（民進党）の秘書、姚昇志容疑者が、台中市の国有地売却に便宜を図る見返りに業者からわいろを受け取っていたとして、収賄の疑いで姚容疑者を拘束した。
調べによると、姚容疑者は国有地売却に便宜を支払う見返りとして、東豊閣公司から前金で謝礼200万台湾元（約700万円）を受け取った疑い。同社は国有地の取得が確定した時点でさらに800万元を支払うことを確約していたという。
問題の国有地は、台中市東英二街にある面積1,600坪の用地で、市価は１億6,000万元。東豊閣公司はホテルを建設するため、同用地の取得を目指していたが、合法的手段での取得に失敗したため、姚容疑者に国有財産局への働き掛けを依頼したとされる。
一方、高立法委員が関与した可能性について、姚容疑者は取り調べで、一貫して「知らない」と答えている。
