ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

4月の大型液晶パネル出荷、前月比4%減


ニュース 電子 作成日:2010年5月14日_記事番号:T00022750

4月の大型液晶パネル出荷、前月比4%減

 
 台湾の市場調査会社ウィッツビューによると、4月の世界市場全体の大型液晶パネル出荷枚数は前月比4%減の5,144万枚となった。川下メーカーが、第1四半期に在庫を積み増していることに加え、パネル価格が4月から下落した中、さらなる下落への期待から模様眺めの姿勢になっていることが要因だ。14日付工商時報が報じた。

 用途別では、▽液晶テレビ用、1,614万枚(前月比2.1%増)▽液晶モニター用、1,768万枚(同8%減)▽12.1インチ以上の低価格ノートPC用、1,423万枚(同5.4%減)▽12.1インチ以下ノートPC(ネットブック)用、340万枚(同4.3%減)──と、液晶テレビ用以外は前月より減少した。

 ウィッツビューは5~6月の出荷見通しについて、現在の市場状況が続き、横ばいまたは小幅下落になると予測している。

 なお、台湾パネル各社の出荷台数は、▽奇美電子(チーメイ・イノルックス)、1,144万枚(前月比16.6%増)▽友達光電(AUO)、966万枚(同1.1%減)▽中華映管(CPT)、209万枚(同8.3%減)▽瀚宇彩晶(ハンスター)、80万7,000枚(同6.1%減)──となった。