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作成日：2010年5月14日_記事番号：T00022752
ＡＵＯアモイ工場、大幅増産へ
液晶パネル大手、友達光電（ＡＵＯ）の李焜耀董事長は12日、中国中央電視台のインタビューに応じ、同社が福建省アモイ市に設置した液晶パネル後工程モジュール工場の昨年の生産規模が190億人民元に達したことを明らかにした。同工場は増産を進めており、今年は400億人民元（約5,430億円）以上の売り上げを目指す。14日付旺報が伝えた。
アモイ工場は2005年に設置され、中国では蘇州に次ぐ規模の後工程モジュール工場で、華南地区では最大の生産拠点となっている。
李董事長はまた、アモイで同社主催の「技術趨勢論壇」に出席し、「中国のパートナー企業との協力関係を引き続き強化し、新技術、迅速なサービス、環境配慮型のプランで中国市場に深く切り込みたい」と述べた。
一方、同社の陳来助総経理は「液晶パネル産業は変革期を迎えており、新興市場、新たなビジネスモデル、新技術、新たな応用、新産業という５つの契機が形成されつつある。新興市場では安くて良質な商品と最先端の流行商品へと二極化が進んでいる。消費者に高付加価値で流行に乗った商品を提供していくことが今後の主流トレンドになる」と強調した。
