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作成日：2010年5月17日_記事番号：T00022768
空港ＭＲＴ、馬総統がノンストップ便求める
馬英九総統は17日、台北県林口郷で桃園国際空港と台北・中レキ（桃園県、レキは土へんに歴）を結ぶ都市交通システム（ＭＲＴ）の駅建設現場を視察した際、桃園空港～台北で途中駅に全く止まらないノンストップ便の運行を求めた。これに対し毛治国交通部長は検討すると表明した。17日付聯合報が報じた。
現段階の計画では、空港ＭＲＴの桃園空港～台北間では、各駅停車と、五股工業区と長庚医院の２駅のみに止まる所要時間35分間の列車の２種類の便の運行が計画されている。馬総統は同日、「自動車で40分で空港まで行く人もいる。ＭＲＴの所要時間がさらに短くなれば、自動車で行こうという人は減る」と語り、環境保護重視の観点からＭＲＴの時間短縮を求めた。
空港ＭＲＴは中レキ環北路～桃園空港～三重（台北県）が2013年６月に開通、三重～台北が14年10月の開通を予定している。現在工事の進ちょく度は29％で、計画よりも4.63％進んでいる。
