ニュース 機械 作成日:2010年5月17日_記事番号:T00022778
施顔祥経済部長は15日、台湾の精密機械産業は受注がピーク時の70~80%まで回復しており、数年内に年間生産額1兆台湾元(約2兆9,000億円)まで成長するとの見通しを示した。16日付工商時報が報じた。
施顔祥経済部長(右1)は15日、放電加工機世界5位、慶鴻機電の設立35周年を記念しての本部落成式典に参加した(15日=中央社)
工作機械メーカー各社は設備稼働率が昨年30%まで落ち込んだ。しかし、現在はアジアの自動車、電子産業の需要増を受けて受注が好調で、CNC(コンピュータ数値制御)工作機械を主に手掛ける亜イ機電(イは山の下に威、AWEA)は9月末に、中小型CNCの程泰機械(グッドウェイ・マシン)は7月末にフル稼働に達すると両社の董事長を兼任する楊徳華氏は楽観している。
上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)も年内の受注見通しに問題はないと好感しているほか、台中精機廠(ビクター台中・マシナリー・ワークス)はこのほど、バス・トイレ中国3位の九牧軽工集団と、工作機械およびプラスチック成形機の調達契約を結んだことから、今後2億人民元(約27億円)分の設備を供給する予定だ。
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