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作成日：2010年5月18日_記事番号：T00022790
李財政部長留任へ、内閣改造小幅にとどまる
呉敦義内政部長は17日、メディアで交代観測の出ていた李述徳財政部長について、留任させる考えを明言した。台湾金融控股董事長などへの異動観測が出ていた李紀珠・行政院金融監督管理委員会（金管会）副主任委員も留任する見通しとなり、今回の経済閣僚を対象とした内閣改造は、▽行政院副院長・陳冲氏（前金管会主委）▽金管会主委・陳裕璋氏（前第一金融控股董事長）▽行政院経済建設委員会（経建会）主任委員・劉憶如氏（中国信託金融控股・首席経済顧問）──の３件にとどまる公算だ。18日付中国時報が報じた。
李金管会副主委の留任は、李副主委が台湾金融控股董事長や台湾銀行董事長など４ポストの中から選択を求められているとメディアに明らかにしたことが、政権上層部の不興を買ったためという説がある。これに伴い、張秀蓮・台湾金融控股董事長の異動もなくなった。
