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印タタの世界最安車「ナノ」、東元集団が年内導入目指す


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年5月18日_記事番号:T00022803

印タタの世界最安車「ナノ」、東元集団が年内導入目指す

 
 東元集団(TECO)の黄茂雄会長は、インドの大手自動車メーカー、タタ自動車が世界最安値をうたい生産販売する小型車「ナノ」について、台湾の交通関連法規の基準を満たした上で、早めれば年末にも台湾市場に導入したいとの考えを示した。18日付聯合報が伝えた。

 黄会長は、「ナノ」の代理販売の権利獲得は困難ではないとしているが、現行製品のままでは板金の厚みが足りず、衝突試験で不合格となる懸念もあると説明。このため現在、台湾の安全基準を満たす製品に調整するための研究を進めており、7月にも台湾導入を正式発表したい考えだ。

 なお、「ナノ」は基本スペックで約2,000米ドルとなっているが、台湾仕様に調整を施した後の販売価格は、20万台湾元(約58万円)以下に抑えたい考えだ。