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ノートPCのQ2出荷、証券会社の予測下方修正相次ぐ【表】


ニュース 電子 作成日:2010年5月18日_記事番号:T00022811

ノートPCのQ2出荷、証券会社の予測下方修正相次ぐ【表】

 
 ユーロが金融危機以来の急落に見舞われていることで、欧州市場でのノートパソコン販売縮小が懸念されており、外資系証券会社は相次いで第2四半期出荷台数の前期比成長予測を下方修正している。18日付経済日報が伝えた。
 
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 UBS証券(瑞銀証券)は、一部ノートPCメーカーでは既に4月の業績が予想を下回り、5月はゼロ成長となる懸念もあるとして第2四半期出荷予測を従来の前期比7~8%増から3~4%増に引き下げた。このほかゴールドマン・サックス証券は、7.5%増から6%増に、メリルリンチ証券は6~7%増から4~5%増に下方修正した。なお外資系各社は、6月の各社業績が今後の業界景気見極めのポイントとなるとみている。

 一方、台湾系各メーカーも、ユーロ安による欧州消費者の購買意欲へのマイナス影響に危機感を強めている。華碩電脳(ASUS)が第2四半期の業績予測を横ばいとしたほか、宏碁(エイサー)は事業戦略を「攻撃型」から「守備型」に転換、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)も部品の発注を抑え始めているという。