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携帯電話用パネル、ブランド大手が発注1割削減


ニュース 電子 作成日:2010年5月18日_記事番号:T00022812

携帯電話用パネル、ブランド大手が発注1割削減

 
 例年の非需要期、および欧州経済の混乱を受けてノキア、サムスン電子、LGエレクトロニクスの携帯電話世界3大手が在庫調整に着手し、第2四半期の受託メーカーへの発注量を1割以上削減している。これに伴い、中小型液晶パネルの第2四半期出荷見通しは下方修正を迫られることになりそうだ。18日付工商時報が報じた。

 これについて中小型パネルメーカーの凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)は、一部の顧客が発注調整を行ったことを認めつつも、発光ダイオード(LED)やドライバICなど部品不足によって依然出荷を拡大できない状況のため、需給全体にはそれほど大きな影響が出ないとの見解を示した。

 また、勝華科技(ウィンテック)は、タッチパネルについては依然需要が強いと指摘している。
 市場調査会社、ディスプレイサーチによると、今年1~5月の中小型パネルのオファー価格は、1.8インチが4.4米ドル、2.0インチが5.5米ドル、2.2インチが6.9米ドルと、部品不足を背景に安定している。