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FPDのQ2生産額、前期比3%成長=ITIS【表】


ニュース 電子 作成日:2010年5月18日_記事番号:T00022814

FPDのQ2生産額、前期比3%成長=ITIS【表】

 
 工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)の産業技術知識サービス計画(ITIS)は、第2四半期の台湾メーカーによるフラットパネルディスプレイ(FPD)の生産額について、前期比3.23%増の3,952億3,000万元(約1兆1,500億円)と予想している。18日付工商時報が報じた。
 
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 ITISによると、第2四半期の大型液晶パネル(10インチ以上)の生産額は、出荷の伸びが止まったことおよびオファー価格の下落により前期比約106億元減の2,102億8,000万元、中小型パネル(10インチ以下)は、現在日本メーカーに流れている海外大手ブランドの受注を取り戻すことから、約64億元増の403億4,000万元となる予測だ。また、バックライトモジュールは、液晶テレビやモニターでの発光ダイオード(LED)採用が進むことを受けて、前期比約28%増の465億5,000万元を予想している。

 第2四半期は非需要期のため、携帯電話やパソコン、テレビなど向けパネルのオファー価格は、すべて下落傾向にある。そうした中、ひっ迫状態が続くドライバICや導光板などの川上部品の供給状況が、当面の唯一の変数だとITISは指摘している。