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馬総統への評価、両極に分かれる=蘋果日報


ニュース 政治 作成日:2010年5月19日_記事番号:T00022819

馬総統への評価、両極に分かれる=蘋果日報

 
 馬英九総統就任2周年となる20日を前に、蘋果日報が19日発表した世論調査結果によると、馬総統の施政に「満足」と答えた市民の割合は42.17%となった一方で、「不満」と答えた割合も38.21%に上り、評価が真っ二つに割れた格好だ。なお、「明日総統選挙が行われた場合、馬総統に投票するか」との問いには「投票する」が44.72 %、「しない」が43.11%で、こちらも両極に分かれた。
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馬総統の目の下のたるみが就任前に比べ明らかにひどくなっており、気力に衰えが見られると蘋果日報は指摘した(中央社)
 
 調査は5月15~16日にコンピューターによる電話調査で行われた。サンプル数は1,060件。

 また同調査で、馬政権の「最も満足している政策」および「最も不満な政策」について聞いたところ、ともに「両岸(中台)関係」が最多(満足33.58%、不満26.79%)となり、同政策に対する見方の違いが満足度の評価につながったようだ。

 一方、同日付自由時報は、民進党系のシンクタンク、台湾智庫(台湾シンクタンク)が行った世論調査で、馬総統の施政に対する満足度は32.1%で、不満度は58.6%に上ったと報じた。

 民進党立法委員は、「『すぐによくなる』(総統選時のスローガン)と言いながら就任後、給与は20年前の水準まで後退し、『経済を前進させる』と言いつつ、中国のみに向かって進んでいる」と批判した。