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日本のAV制作会社、中華電信を提訴へ


ニュース 社会 作成日:2010年5月19日_記事番号:T00022821

日本のAV制作会社、中華電信を提訴へ

 
 ワープエンタテインメント、ベガファクトリー、SODクリエイトなど日本のアダルトビデオ(AV)制作会社8社は18日、中華電信のマルチメディア・オン・デマンド(MOD)サービスやケーブルテレビ(CATV)業者が、日系制作会社の著作権を無視してAV作品の放送を続けている問題で、早ければ今月24日にも中華電信を提訴する方針を表明した。中華電信に対し1カ月以内に配信を停止し、版権交渉に臨むよう警告したものの、何ら反応がなく配信の停止も行っていないためで、1作品当たり500万台湾元(約1,450万円)の損害賠償を請求する構えだ。19日付蘋果日報が報じた。

 これに対し中華電信は、「MODはオープンなプラットフォームであり、チャンネル運営業者の配信する番組内容を審査することは法的に不可能」として、「授権の有無に対する交渉はチャンネル業者と行うべき」との見解を示した。

 しかしAV制作会社の弁護士、陳世英氏は、「AVはMOD売上高の3割を占め、中華電信は問題解決を主導する義務がある」と批判している。

 なお日本AV制作会社は今後、その他のCATV業者に対する提訴も計画している。