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淡水河の水上観光「藍色公路」、定期便打ち切りに


ニュース 運輸 作成日:2010年5月19日_記事番号:T00022822

淡水河の水上観光「藍色公路」、定期便打ち切りに

 
 淡水河の大稻埕(台北市大同区)~関渡(同北投区)などのコースを船でめぐる「藍色公路(ブルーライン)」が、経営不振から定期便の運航が打ち切られていたことが分かった。乗船するには予約して船舶をチャーターする以外なく、市民から台北市政府の対応に不満の声が上がっている。19日付自由時報が報じた。

 ある運営業者は、大稻埕~関渡間は片道150台湾元(約440円)で、定期便は10人以上の乗客が集まれば運航することになっていたが、乗船料の1,500元では燃料代だけで赤字になると訴えた。

 ある市民は先週、桟橋で待ち続けても船が来ず、台北市政府の窓口に電話してもたらい回しにされて回答が得られず、その後、定期船中止のポスターを見つけたという。「台北市のホームページでまだ大きく宣伝されていたのに」と不満を示した。