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医療衛生協議、中台間で締結へ


ニュース 医薬 作成日:2010年5月19日_記事番号:T00022825

医療衛生協議、中台間で締結へ

 
 スイスのジュネーブで世界保健機関(WHO)の年次総会にオブザーバーとして出席した楊志良・行政院衛生署長は18日、議場外で中国の陳竺衛生相と1時間近くにわたり懇談し、食品衛生問題、手足口病や結核の予防問題などについて意見を交わした。また、中台間での第6回民間トップ会談(江陳会)で「医療衛生協議」の締結を目指すことでも意見が一致した。19日付中国時報が伝えた。

 食品衛生問題で、楊署長は中国側に対し、検査基準、検査機器、検査方法について、具体的方策を示すよう促した。また、メラミン入り粉ミルクによる台湾企業への賠償問題が未解決となっている問題で協力を求めた。

 楊署長はまた、2カ月以内に手足口病ウイルスのワクチン開発に向けた専門家会合を上海で開き、年内にも臨床試験を開始したい考えを表明した。このほか、今年下半期に台北で多剤耐性肺結核に関する学術交流会議を開く考えも示した。