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作成日：2010年5月19日_記事番号：T00022827
宏全国際、中国・蒙牛の乳飲料受託生産へ
飲料容器製造最大手、宏全国際の曹世忠総裁は18日、中国の乳飲料最大手、蒙牛乳業と合弁に準ずる形で提携し、宏全の中国山西省太原工場で、乳飲料を受託生産することを明らかにした。19日付旺報が伝えた。
曹総裁によると、新設する生産設備は宏全が初期投資を行い、蒙牛が10年間の減価償却を負担する。設置する一貫生産ライン１本の投資額は１億人民元（約13億5,000万円）で、蒙牛が15％の保証金を納める。年産能力は乳飲料1,000万ケースで、年末の稼働を予定している。
曹総裁は、「蒙牛乳業の飲料包装が、従来の紙パックから、ペットボトルへと移行するにつれ、生産ライン１本だけでは足りなくなる」と述べ、今後の提携拡大に含みを残した。
