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至興精機、ハノイで工場増設


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年5月19日_記事番号:T00022831

至興精機、ハノイで工場増設

 
 自動車・オートバイ部品メーカーの至興精機(ファイン・ブレーキング・アンド・ツール)は、ベトナムのハノイ市チョンミー県での第2期工場建設に160万米ドルを投資する。今年7月に着工、来年初頭に完成予定で、同工場の稼働によりベトナムでの月産能力の倍増を見込む。19日付工商時報が報じた。

 同社はベトナムで、オートバイ用ディスクブレーキ、サドル、シャーシ加工工具、プレス部品などを主に生産しており、ホンダ、ヤマハ、VMEP、光陽工業(KYMCO)、スズキなどに供給している。また、自動車用シートや内装部品をフォード、スズキのワゴン車向けに生産している。

 同社は現在、ドイツと韓国の自動車メーカーとワゴン車向けシートなどの受注交渉を行っている。契約できれば、今年下半期からベトナム工場で段階的に生産を開始する予定だ。

 同工場の第1四半期の売上高は1億2,000万元(約3億5,000万元)、純利益460万元だった。同社は、中国とベトナムの自動車・オートバイ市場の回復に伴う関連部品の需要の高まりを受けて、第2四半期は前期を上回る業績を見込んでいる。