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台湾IT業界、福建省に5.6億ドル投資


ニュース 電子 作成日:2010年5月19日_記事番号:T00022833

台湾IT業界、福建省に5.6億ドル投資

 
 中台の経済貿易交流を目的とした「第12回海峡両岸経貿交易会(海交会)」が18日、中国の福建省福州市で開幕し、鴻海科技集団(フォックスコン)や、英業達(インベンテック)、聯強国際(シネックス・テクノロジー・インターナショナル)など台湾の大手IT(情報技術)企業が、同省に計5億6,000万米ドルを投じて新たな拠点を設置する契約を締結した。19日付工商時報が伝えた。

 今回の契約で投資額が最大だったのは、発光ダイオード(LED)関連メーカー、鼎元光電科技(TYNTEK)が、福建省電子信息産業集団や福建省政府と共同で福州市に建設するLED工場で、投資総額は4億米ドルとなっている。

 鴻海科技集団(フォックスコン)は同市に1億米ドルを投資し、傘下の富士康国際(FIH)の自社ビル建設や同社流通事業の海峡西岸経済区(海西特区)本部、およびIT製品販売店「賽博数碼広場(サイバーマート)」の設置を計画している。

 またインベンテックと冠捷科技(TPVテクノロジー)の合弁会社、英冠達(TPV-インベンタ・テクノロジー)が4,500万米ドル、聯強国際も1,500万米ドルを投じる。