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作成日:2010年5月19日_記事番号:T00022836
新iPhone、富士康が6月から出荷か
19日付経済日報によると、アップルが来月7日から開催する開発者向けイベント「WWDC」で発表されるとみられるスマートフォン、iPhoneの新機種(第4世代)について、組み立てを担当する鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の富士康国際(FIH)が来月から出荷を開始するもようだ。アップルは新機種の価格を抑えるため販売規模を拡大する方針とみられ、部品メーカーは年内の2,400万台出荷は確実と指摘しており、サプライヤーに恩恵が期待される。
外電の報道によると、富士康の新iPhone出荷台数は6月が450万台で、下半期は四半期ごとに1,000万~1,200万台と旧機種より25~50%増加する見込み。
新iPhoneは富士康のほか、▽バッテリー、新普科技(シンプロ・テクノロジー)と順達科技(ダイナパック)▽タッチパネルモジュール、新・奇美電子(チーメイ・イノルックス)と勝華科技(ウィンテック)、宸鴻光電科技(TPKタッチ・ソリューションズ)▽フレキシブル基板(FPC)、台虹科技(タイフレックス・サイエンティフィック)▽デジカメ用レンズ、大立光電(ラーガン・プレシジョン)――など各部に台湾メーカーの部品が採用されるとみられる。