ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

LGDの4月ノートパネル出荷激減、欧州低迷が影響=台湾メーカー


ニュース 電子 作成日:2010年5月19日_記事番号:T00022838

LGDの4月ノートパネル出荷激減、欧州低迷が影響=台湾メーカー

 
 韓国のLGディスプレイ(LGD)は、4月のノートパソコン向け液晶パネル出荷枚数が420万枚と、前月の510万枚から大幅に減少した。これに対し台湾の液晶パネルメーカーは、ノートPC世界市場で3割のシェアを占める欧州市場が、信用不安やアイスランド火山噴火の影響から低迷するとみて、宏碁(エイサー)、ヒューレット・パッカード(HP)などがパネル発注を削減したためと指摘。ノートPCパネル世界最大手のLGDにまず影響が出たもようだ。19日付電子時報が報じた。

 その他大手の4月ノートPCパネル出荷枚数は、奇美電子(チーメイ・イノルックス)が前月の180万枚から160万枚に減ったが、友達光電(AUO)は300万枚、サムスン電子は400万枚でほぼ横ばいだった。

 一方LGDは、米アップルのタブレット型PC「iPad」にパネルを供給しているが、同製品が4月に100万台を売り上げる好調だったことから、9.7インチパネル出荷は同月70万枚と、2月の30万枚、3月の47万枚から大きく伸びている。なお「iPad」向けにはサムスンも4月から供給を開始し、同月5,000枚を出荷した。