台塑集団（台湾プラスチックグループ）は、ベトナム北中部ハティン省で進めている製鉄所建設計画で、６月にも100億台湾元（約286億円）をかけて港湾の土砂を除去する浚渫（しゅんせつ）作業に着手する予定となっており、台プラの主管によると、同作業が完了すれば、すぐに製鉄所建設に入れる見通しだ。20日付経済日報が伝えた。
同主管によると、本格的な建設工事は来年から再来年にかけて集中し、これに合わせて設備投資額も拡大する見通しだ。製鉄所は2,000ヘクタールの用地に３期に分け建設され、年産能力は5,000万トンに達する計画だ。
