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労工保険退職金、新制度への切り替えは6月末まで


ニュース その他分野 作成日:2010年5月21日_記事番号:T00022878

労工保険退職金、新制度への切り替えは6月末まで

 
 労工保険の加入者のうち、退職一時金の支払いで旧制度の適用を受けている91万人は、新制度への切替期限が6月末に迫った。期限を経過すると、切り替えは認められなくなる。21日付蘋果日報が伝えた。

 新旧の制度には一長一短があるが、専門家は同一企業で勤続30年以上の人、または会社の経営が不安定な場合や今後1~2年以内に離職を考えている人は新制度を選択したほうが有利になると呼び掛けている。

 旧制度では45カ月分を上限に勤続15年目までは毎年2カ月分、それ以降は1カ月分の給与を退職金として積み立てる制度で、満額受給には同一企業で30年以上の勤続が必要だ。一方、新制度は雇用主が従業員の月額給与の6%を積み立てるもので、勤労者は職場を変えても累計して積み立てが可能だ。新制度は2005年に導入され、これまでに480万人が選択している。