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中華航空が3年ぶりCA採用、1%の狭き門


ニュース 運輸 作成日:2010年5月21日_記事番号:T00022885

中華航空が3年ぶりCA採用、1%の狭き門

 
 中華航空(チャイナエアライン)が、景気回復に伴う航空需要の高まりに応じ、3年ぶりに客室乗務員(CA)の採用を再開し、試験初日の20日は1,500人が面接などに訪れた。応募は全体で8,000人、採用は92人で、採用率は1.15%の狭き門となっている。21日付蘋果日報が報じた。

 陳鵬宇同社公関処長によると、今年第1四半期、中華航空の利用客は前年同期比で2割以上、貨物取扱量は180%増加した。今年は台北松山空港から東京・羽田空港への路線復活が決定、上海虹橋空港との路線開設も確定的で、また、不景気の際に減便した路線でも相次いで便数を回復させており、業務需要の拡大に応じてCA募集の再開を決めた。今後、パイロットや地上勤職員、整備士の採用も行っていく。

 同社は募集の際の、女性160センチメートル以上、男性170センチ以上とした身長制限が就業服務法(就業サービス法)に違反しているとの指摘が出た。このためこの日は身長での足切りはせず、受験者に対しはだしで両手を伸ばして約2メートルの座席上の収納棚の高さに届くかどうかの確認試験を行った。