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作成日：2010年5月21日_記事番号：T00022902
ＵＭＣの戦略パートナー、グローバルファウンドリーズか
ファウンドリー大手、聯華電子（ＵＭＣ）が戦略パートナーを迎えることを目的に実施を計画している第三者割当増資案について、市場では、同社が米グローバルファウンドリーズ（ＧＦ）をパートナーとし、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）に対抗したい考えを持っているとの観測が出ている。21日付電子時報が報じた。
ＧＦは40ナノメートル以降の製造プロセスによる生産能力が不足しており、一方ＵＭＣは28／20ナノ先進プロセスの導入に着手したばかり。両社が手を結べば、ＧＦは40ナノプロセス以降の生産能力への支援、ＵＭＣは28ナノ以降のプロセス導入への協力が得られ、高い相互補完効果が期待でき、利益は大きいとみられる。
ただ、ＵＭＣは「パートナー選びはオープンな姿勢で臨み、現段階では初期検討段階にある」として、具体的な提携相手についてはコメントを避けている。
ＵＭＣは６月15日の株主総会で増資案の承認を得る予定だ。
