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17品目をアーリーハーベストから除外=施経済部長


ニュース その他分野 作成日:2010年5月24日_記事番号:T00022915

17品目をアーリーハーベストから除外=施経済部長

 
 施顔祥経済部長は、24日付経済日報に掲載されたインタビューで、、中台間の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)のアーリーハーベスト(関税の早期引き下げ)対象品目について、寝具、既製服など競争力が弱い17品目を対象から除外することで、中台の共通認識が形成されていることを明らかにした。締結時期については、6月中を目指す考えを示した。

 対象から除外されるのは、既に明らかにされている12品目(既製服、下着、セーター、水着、タオル、寝具、靴下、靴、バッグ類、家電、石材、陶磁器)のほか、漢方薬、農薬、環境用薬品、動物用薬品、木製品・竹製品の追加5項目の計17品目。

 施経済部長は「第2回交渉の際に、中国が台湾に農産物輸入や労働者受け入れを求めないほか、台湾の従来型中小企業にも配慮し、寝具、既製服などには手を付けないことを確認した」と説明した。

 施経済部長はまた、「近く開かれる交渉では、(台湾側に適用される)アーリーハーベスト対象品目が項目数でも金額でも中国側を上回るように努力する」と強調した。