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中台の旅客便、週370便に増便へ


ニュース 運輸 作成日:2010年5月24日_記事番号:T00022916

中台の旅客便、週370便に増便へ

 
 中台の航空当局は22日、台北で2日間にわたり行われた中台航空協議の結果、中台間の旅客便を現在の270便から370便に増やし、台北松山~上海虹橋間で同28便を運航することなどで合意した。次回の協議は10月末に中国で開く。23日付工商時報が伝えた。

 合意事項は、▽旅客便を週100便増便し、同370便に▽中国側で新たに上海虹橋、石家荘(河北省)への新規乗り入れ▽松山~上海虹橋は中台それぞれ週14便とし、6月14日に就航▽北京、深圳線で週8便増便▽中国側航空会社の増便分のうち週20便はアモイまたは福州発着とする▽台中、花蓮、台東、馬公に月20便以内で不定期チャーター便の乗り入れを認め、中国側でも26都市に観光チャーター便の就航を認める▽南京、アモイ、福州、重慶への貨物便乗り入れと上海、広州への貨物便増便▽中台の航空会社がコードシェアリングなどの提携を行う──などとなっている。

 台湾側は旅客機の運航枠を一気に倍増させる方向で交渉を目指したが、最終合意に100便増にとどまり、航空業界からは「増便枠が少な過ぎる」と不満の声が出ている。