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みずほFG、台湾で投資先模索【表】


ニュース 金融 作成日:2010年5月24日_記事番号:T00022918

みずほFG、台湾で投資先模索【表】

 
 みずほフィナンシャルグループは21日、みずほコーポレート銀行、系列のベンチャー投資会社を通じ、日本企業10社とともに、台湾で投資対象を模索することを明らかにした。日台の企業による相互補完的な業務提携を進めるのが狙いだ。22日付工商時報が伝えた。
 
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 台湾で投資先を募るのは、みずほフィナンシャルグループと日本企業の合弁によるベンチャー投資会社の環境エネルギー投資、モバイル・インターネット・キャピタル、ネオステラ・キャピタルの3社で、資金規模は合計500億円に達する。3社が投資する日本企業は合計で500社を数える。

 みずほコーポレート銀行の大橋圭造執行役員は同日、台北市で開かれた「台日企業結盟成長策略論壇」に出席し、「日台の企業は互いの長所を生かし、短所を補い合うことが可能だ。台湾企業にはスピード感があり、日本は技術と品質管理が優れている。両者は中国市場の開拓で協力できる」と指摘した。

 みずほコーポレート銀は今年、台湾企業顧客の拡大を目的として、上海支店に台湾デスクを設けたほか、4月には産業調査部に台湾産業研究チームを設置した。