ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

工作機械業界、下半期に受注減の懸念


ニュース 機械 作成日:2010年5月24日_記事番号:T00022923

工作機械業界、下半期に受注減の懸念

 
 工作機械業界では現在、中国での需要の高まりにより受注が急増しているが、程泰機械(グッドウェイ・マシン)と亜イ機電(イは山の下に威、AWEA)両社の董事長を兼ねる楊徳華氏は、「原料コストの上昇、欧州での財政不安、中国の不動産市場の過熱抑制政策が継続すれば、下半期は受注量が落ち込む可能性がある」と懸念を示した。22日付経済日報が報じた。

 工作機械用の鋳物部品業者による値上げを受け、亜イ機電、台湾滝沢科技、台中精機廠(ビクター台中・マシナリー・ワークス)など工作機械大手の鋳物部品コストは平均5~10%上昇しており、第2四半期の粗利益率へ1ポイントの影響を及ぼすと予測されている。