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奇美電、CCFL液晶TVを在庫処分


ニュース 家電 作成日:2010年5月24日_記事番号:T00022926

奇美電、CCFL液晶TVを在庫処分

 
 奇美電子(チーメイ・イノルックス)は4月より、「CHIMEI」ブランドの冷陰極蛍光ランプ(CCFL)をバックライトに使用した液晶テレビの在庫処分を進めている。第2四半期中に在庫処分を終わらせ、第3四半期以降に発光ダイオード(LED)を採用した機種の出荷増につなげたい考えだ。24日付電子時報が報じた。

 同社はこれに伴い、CCFL液晶テレビ用パネルの値下げも行っており、オファー価格は市場よりも約5~10米ドル低くなっている。32インチでは約3米ドルだ。5月下旬、液晶テレビ用のパネル価格は1~3米ドル下落したが、業界では、奇美電の値下げが価格動向に影響を与えたとの見方が出ている。

 なお、ある業界関係者は、今回のような在庫処分と値下げは業界でよく見られるものと指摘。同社の現在の液晶パネル在庫は健全な水準を保っているとの見方だ。