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富士康でまたも自殺者、年初来で10件目


ニュース 電子 作成日:2010年5月24日_記事番号:T00022928

富士康でまたも自殺者、年初来で10件目

 
 鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の携帯電話受託生産メーカー、富士康国際(FIH)の深圳工場で従業員の自殺が相次ぐ中、21日にも男性従業員(21)が飛び降り自殺を図り死亡した。同工場では自殺による死者が年初来で10人に達した。

 中央社電が現地紙の深圳特区報を引用し報じたところによると、自殺したのは湖北省出身の男性で、今年2月に入社し、ギャンブルによる借金を抱えていたという。また、以前交際していた女性が別の男性と結婚するなど、女性関係で悩んでいたともされる。現地公安当局は関係者から事情を聴いている。

 相次ぐ自殺者について、現地では厳しい工場管理体制が原因ではないかとの報道も目立つが、同社側はこれまで、自殺者はいずれも農村部出身で、恋愛や家庭内のトラブルが自殺の主な動機だと説明している。