ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

南部の第2段階給水制限、一時見送りを決定


ニュース 社会 作成日:2010年5月25日_記事番号:T00022936

南部の第2段階給水制限、一時見送りを決定

 
 23日に全土で大雨となったことで、南部の給水源となっているダムの貯水量が、曽文ダムおよび烏山頭ダムで計2,363万トン、南化ダムで500万立方メートル増加した。さらに山間部で降った雨が流れこむことで今後1週間以内に6,800万トンの増加が見込まれることから、経済部水利署の呉約西副署長は24日、「渇水状況の緩和が予想されるため、予定していた第2段階の給水制限をいったん見送る」と表明した。25日付自由時報が報じた。
 
T000229361

23日の南化ダム。今回の大雨で貯水率は17%から
20%まで回復した(23日=中央社)
 
 3月から夜間の減圧給水が実施されている大高雄地区(高雄県市周辺エリア)では、6月中旬から工業用水の給水5%制限などを含む第2段階の給水制限が予定されていた。

 ただ呉副署長は、「南部の農業用水は3億~4億トンを必要とするため、現在の貯水量だけでは十分ではない」と強調。依然6、7月に水不足となる可能性があることから、市民に節水に留意するようを呼び掛けた。