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作成日:2010年5月26日_記事番号:T00022971
マッサージの六星集、中国進出を検討
足裏・全身マッサージ最大手、六星集足体養身会館(フットマッサージセンター)の江慶鐘総経理は、今後、毎年2店以上の新規出店を行う方針で、中国上海市か桂林市への進出も検討していることを明らかにした。中国にもマッサージ店は多いが、サービスの品質や雰囲気で勝るとして商機を見込む。26日付経済日報が報じた。
六星集足体養身会館は現在、24時間営業の台北南京会館(台北市南京東路)など同市4店のほか、新竹県に宿泊施設やエステティックサロンなども備える「六星集ビラ・スパ新竹会館」を展開している。
江総経理によると、年末に台北県新荘市か台北市南港区のいずれかに、1,000坪以上の旗艦店兼マッサージ師のトレーニングセンターを設置する計画だ。さらに、最南端のリゾート地、墾丁(屏東県)に大型の「ビラ・スパ」を設けることも検討している。
同社の2009年売上高は3億3,000万台湾元(約9億円)で、立ち上げた2005年の6,000万元から5倍以上に成長した。日本、韓国、中国(香港・マカオ含む)などからの観光客が売上高の15%を占める。
台湾のマッサージ店は1万店以上に上り、年間市場規模は約100億元。足裏マッサージは40分600元からで、頭部、上半身などを加えると2,000元程度が相場だ。